nakatalabのブログ

18歳からも始められる金融知識

2022-01-01から1年間の記事一覧

はじめての金融教育 No13 「『人形の家』(ヘンリック・イプセン)って、名前を聞いたことありますか?」

はじめての金融教育 No13 「『人形の家』(ヘンリック・イプセン)って、名前を聞いたことありますか?」 クリスマスの奇蹟を描いた作品、何を思い浮かべますか。『クリスマスキャロル』(ディケンズ)ですか。 『人形の家』(ヘンリック・イプセン)って、…

はじめての金融教育 No12 「共働きの所得、増えた実感ありますか?」

はじめての金融教育 No12 「共働きの所得、増えた実感ありますか?」 世帯収入、5年で月5万円増 「チャートは語る」の記事です(日本経済新聞朝刊2022年12月4日)。 以前にもお書きしましたが、この記事のグラフはとてもわかりやすいです。それは長期のグラ…

はじめての金融教育 No11 「消費税は高いけど社会保障が充実しているフィンランドの暮らし、どう思います?」

はじめての金融教育 No11 「消費税は高いけど社会保障が充実しているフィンランドの暮らし、どう思います?」 皆さんは消費税が高くても社会保障が充実しているのがよいでしょうか、それとも消費税がほどほどで社会保障がほどほどなのがよいでしょうか。前者…

はじめての金融教育 No10 親の終活(2) 親の資金管理をどうしますか? 

はじめての金融教育 No10 親の終活(2) 親の資金管理をどうしますか? 親から次のような相談や電話を受けたことがありませんか。 キャッシュカードが見当たらないけれど、探してくれない? クレジットカードをどこにしまったか分からないけれど、どうした…

はじめての金融教育 No9 親の終活(1) 親の財産の相続をどうしますか?

はじめての金融教育 No9 親の終活(1) 親の財産の相続をどうしますか? 仕事や育児などにお忙しい、皆様にとって、親の老後を考える時間や機会はあまりないかなと思います。私も、そうでした。 自分の母が、けがを負ったことと、FP(ファイナンシャルプ…

はじめての金融教育 No8 日本の金利はいつ、あがる?

はじめての金融教育 No8: 日本の金利はいつ、あがる? 金融緩和 異次元緩和としてマイナス金利を取り上げています(日本経済新聞朝刊2022年9月25日)。1995年の短期市場金利の誘導、2016年のマイナス金利政策など、この二十数年ほど、低金利あるいはゼロ金利…

はじめての金融教育 No7 妻の老後はどうなるの?

はじめての金融教育 No7: 妻の老後はどうなるの? 健康寿命 男女の死亡年齢が多いのは何歳だと思いますか?それと、健康寿命って、知っていますか? 健康寿命はその言葉通り、医療や介護などの世話になることなく、自立して生きていける年齢です。男性が72歳…

はじめての金融教育 No6 家庭科で金融教育。家庭科の先生、ともに頑張りましょう!

はじめての金融教育 No6:家庭科で金融教育。家庭科の先生、ともに頑張りましょう! [2 東書 家総307] 家庭総合 自立・共生・創造 高校教科書 東京書籍 Amazon 新家庭総合 主体的に人生をつくる 文部科学省検定済教科書 [家総311] 作者:大修館書店 大修館書…

はじめての金融教育 No5

はじめての金融教育 No5:一時所得って、何? 保険料控除はお得? 何かのきっかけで、整理する、考えてみることがあります。 私の母も先月、事故に遭ってリハビリ病院などに入院しました。そこで、介護制度、介護保険についても少し学びました。 後期高齢者…

はじめての金融教育 No.4 2040年の日本社会は? 超高齢社会の行く末に未来は?

はじめての金融教育 No4: 2040年の日本社会は? 超高齢社会の行く末に未来は? 2040年の日本社会を創造したことがありますか? そんなのかんけいねぇー、というのが18歳の読者の皆さんでしょう。ちがうー! 「2040年の未来予測」(成毛眞 日経BP)を読みまし…

はじめての金融教育 No3

はじめての金融教育 No3:『三千円の使いかた』(原田ひ香 中公文庫)を読んで ライフプラン表 タイトルの「三千円」があったら、皆さんは何に使いますか? 贅沢なランチを食べるか、ポップコーンを買って映画館で映画を見るだろうか、それとも投資信託を買…

はじめての金融教育 No2

はじめての金融教育 No2:18歳の十年後の社会は? 成人年齢の引き下げに伴って、18歳からクレジットカードを取得(保護者の承認なし)ができ、証券口座の申請もできる。そして、金融貯蓄から金融資産を形成しようという昨今の世相。若い世代のうちに金融資産…

はじめての金融教育 No1

はじめての金融教育 No.1 金融知識なんて、なくても生きて行ける。真面目に働けば。 私もそう考えていました。 はたして、そうでしょうか? 2017年の働き方改革の法案以来、多様な働き方が認められて、さまざまな諸制度・税制が変更されています。その中で、…